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絆に気づく今夜
2018/7/23
星になった眠る母に 気づいてしまったこの夜 動かないあなたの顔を見てそう思ったの 「お母さん」 何となくそう思っていた。 だって僕に似た人が居るんだもん 素直に言えなくて うまく言えなくて 涙する父の ...
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君を待つ最終電車
2018/7/2
激しく降りしきる雨の最中で 君に会いたくて ずぶ濡れになりながら 涙溢れるヘルメットの中で君の名前を叫んでる カワサキも泣いている 僕の一番の相棒さ いつになれば逢えるの わからないまま風を感じて 走 ...
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「自分だけ」
2018/6/21
人にはに厳しく 自分には甘い 俺ははいいが おまえは悪い お前はくたばれ 我は繁盛 そんなのがあなたではないですか? そんな事をいつまで続けるのですか? ご立派な学歴とつまらない哲学 燃やして灰になる ...
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戦わず勝つ
2018/6/8
戦いは常に血を流し涙で頬を濡らす 時として その戦いは勝利という奇跡を起こす 彼らには勝てないものがある それは時間(とき)という大きな力 後悔は大きな波となって己に打ち寄る 容赦ない高い壁は崩れ落ち ...
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詩 心の交差点
2018/6/8
行き交う心には通る交差点がある 行ったことのない道を探して 迷い 彷徨う人々の 旅立つ発着場 時には涙を流し 時には笑顔を待つ交差点 傷ついた魂の少しだけの休息所 広がる宇宙に その想いをぶつけて 青 ...
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川と涙と悲しみと
2018/6/5
当たり前のように流れる川 その流れに流したいもの それは捨てたい 悲しみ、怒り、寂しさ 一人、夕暮れのセピア色した川辺に立ちすくみ 溢れる想いを 願いを 手のひらに握り締める 小さな石に閉じ込めるのさ ...
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光恋情
あなたを待つ 静かに流れるせせらぎのそばで まだ見ぬ恋を探して 光で贈る音なき世界 星の瞬きにもならない限られた時間の中 暗闘の中で出逢う奇跡を探して 弱い僕の心は 君だけを待っている 他に望む事は ...
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老いぼれ企業戦士の末路
2018/5/31
短い旅の途中でもがく良い子ちゃん達よ 気づく者、気づかない者 そんなことは俺にはわからねぇ 「永遠に続く」ことはないこと それは間違いのない事実なんだ 誤差を誤差と思わず、今だけしか頭にない良い子ちゃ ...
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旅の昼寝
2018/5/29
与えられた時 限られた旅 疲れることもあるさ いくら走り続けても 進めない時 少しだけのお休み 旅の昼寝は誰だって しなきゃ前に進めない小さな儀式 辛くて歌えないことよりも 休んで歌うほうが君らしい ...